○来歴
『花関索伝』という物語があり、その主人公。
また、『三国志演義』にも登場をしたりしています。
『演義』では、[関羽]の三男として[諸葛亮]の南征に登場しているというところがあります。
●『三国志演義』での活躍
版によって登場したりしなかったりします。
大きく分けると三つの系統があるのだとか。
それまで[関索]は《荊州》が陥落した時に、『呉軍』から逃れるものの、
『鮑』という家に隠れ住んでいたとのこと。
そのとき、[鮑三娘]と婚姻を結んでいます。
[鮑三娘]という人物も架空の女性です。
更にこの後、『蜀』の丞相となった[諸葛亮]が、南征を行うと聞き、
[関索]は、これに駆けつけたと言われています。
猛獣と妖術を操るという、[木鹿大王]を討ち取るものの、
その後、登場することがないため、戦死、もしくは急死したのだと言われています。
●『花関索伝』での活躍
1964年に明の時代の墳墓から発見されたというもの。
4集が1冊になっています。
実は結構内容が荒唐無稽と言われていますが、
民間伝承も加えて『花関索伝』ができたのだとか。
この物語は[鮑三娘]の他にも、[関索]の[王桃][王悦]が登場して、
側室に迎えています。
●中国民間伝承での活躍
[関索]は『三国志演義』の中でも人気があり、
[鮑三娘]と戦って結婚するという内容のものもあるそうなのです。
|