曹仁 子考

名:曹仁(そうじん)
字:子考(しこう)
-Cao Ren-

諡号:忠候

所属:曹操軍→魏国
役職:→征南将軍→車騎将軍→大司馬

出生:《豫州 沛国》
生年:168年(建寧元年)
没年:223年5月6日(黄初4年3月19日)
(享年56歳)

-伝-
『三国志 魏書』
巻9『諸夏侯曹傳』[曹仁]

-血縁関係-
祖父:[曹褒]
父:[曹熾]

従兄:[曹操]
弟:[曹純]

子:[曹泰][曹偕][曹範]
孫:[曹初]
『真・三國無双』

CV:江川央生
二つ名は、「沈着なる盾」。
曹操の従兄弟(ただし血縁関係は無い)であって、
『魏』の英雄の一人。
守りに長けた武将であることが強く描かれており、
『曹操軍』や『魏』の話には初期からずっといます。
『真・三國無双3』から登場。
『三国志大戦』

このような若々しい印象の「曹仁」も珍しい。
こうした解釈もありなのでしょう。


Magic:The Gatheringにおける「曹仁」→

ドラマ『三国志 Three Kingdoms』

メインキャストではありませんが、
「夏侯惇」以上に「曹操」の重鎮として仕え、
『反董卓連合』のころから登場する、
勇将の一人です。


●来歴

[曹操]とは血の繋がらない従兄弟。

[曹操]の父親が宦官の養子であるためで、[曹仁]は『曹一族』です。

「曹操」の従兄弟(ただし血縁関係は無い)であって、魏の英雄の一人と言われる武将で、

彼の子「曹丕」にまで仕えています。


「夏候惇」、「夏侯淵」などと同じ「曹操」の古参の武将で、

『曹操軍』幕下に入る前は、乱暴で密かに若者たちを集め、

暴れまわったということもありますが、

豪胆にして、武芸に通じる武人でもありました。


●『曹操軍』『魏国』の重臣として

彼の来歴は、「曹操」と共にあり、「董卓」討伐の時代から活躍が見られます。

彼の最も有名な活躍は、西暦209年の『南郡の戦い』

そして、『蜀』の「関羽」との戦いである『樊城の戦い』でしょう。

「曹仁」はこの戦いで、軍神「関羽」を水攻めで倒しています。


その後、「曹操」の息子である「曹丕」が王位についても活躍。

『魏王朝』が成立してからは、『濡須の戦い』などに参加しています。

西暦223年に56歳で死去。


晩年は、大将軍・大司馬にまでなっているのです。


彼なくして、《樊城》は「関羽」の手から守る事はできなかったと、

そう言われています。

跡は子の[曹泰]が継ぎ、更にその跡は、孫の[曹初]が継いでいます。


トップへ
トップへ
戻る
戻る



曹丕 子桓
曹丕 子桓